地上の星

「星線の刻」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　栃木県栃木市星野町　　２０１８年１１月中旬







「～～みんな何所へ行った　見守られることもなく　星野にある星を誰も憶えていない～～♪」
３０数年前に初めて星野を訪れた時に見た冬の銀河は、決して何所へも行ってないのに今はその断片
さえも見られない。
しかし、普段あまり星を見ない人に夜間この地を案内すると凄く喜ばれるが、それは有り難く思う。


冬季に見られる冬の銀河は、銀河系の外側を見ている銀河になります。それと反対に当たる夏の銀河は、
銀河系の中心方向を見ている銀河になります。
銀河系は中心方向に行くと恒星の数が多くなり、それとは逆に外側に行くと恒星の数は少なくなります。
恒星の数が少ない冬の銀河は、恒星の数が多い夏の銀河と比べると見え方が薄くなります。
それに従って、例えば星空の暗さが標高の高い山奥に比べると劣る都市近くの山里などでは、夏の銀河は
見られるけれど冬の銀河は見られないが多々あります。

コメント 10

子供の頃、冬の夜に外へ出て空を仰ぐと当たり前のように天の川がありました。
もう何年いや何十年も見ていません。
by 斗夢 (2018-12-02 08:48) 

東の空でしょうか、オリオンの星々がくっきりと美しいです。^-^

by Atwight (2018-12-02 20:24) 

こんばんは、斗夢さん、
自分の街では、今では郊外に行っても天の川は見られません。
気が付けば見られなくなって２０年経ちました。２５年かも知れません。

by Yamamoto (2018-12-02 22:50) 

こんばんは、Atwightさん、
はい、東の空です。オリオンと双子がまだ低い位置にあります。
by Yamamoto (2018-12-02 22:58) 

私にはどれがどの星座かはわかりませんが、
きれいですね。赤い星もきれいに写ってます。

下の蔦紅葉のお話、写真撮る人にはよくありますね。
私も庭に雑草ばかり植えているので同じような会話がよくあります。
とてもきれいな蔦紅葉でした。
by shoko (2018-12-03 04:55) 

銀河系のどっちの方向を見てるかまで考えたことがなかったので、興味深い話でした。
私が見つけられるのはオリオン座と冬の大三角形だけ＾＾；。
夏の南の空にも分りやすい星座が見つかるかしら。
by Inatimy (2018-12-03 06:45) 

こんばんは、shokoさん、
そうですよね、星は普通点で光ってますからね。線の星なんてピンと来ませんね。
実家の石倉の蔦は、母にとっては唯の雑草でしかないんですね。
でも紅葉したら別物になりました。来年はまたどうなるでしょうか？
by Yamamoto (2018-12-03 17:03) 

こんばんは、Inatimyさん、
冬の銀河は、冬の大三角形の真ん中あたりを通るように見えます。
夏の銀河より薄いんですが、また違った趣があって僕は好きです。
夏の南の空で見付け易い星座ですと蠍座があります。
それでも一等星は、アンタレスしかないので見付け易いとは言えないかも。
オリオン座は全部一等星なので他の星座とは違いますね。
by Yamamoto (2018-12-03 17:11) 

たぶん、今の、東京の子供たちは
月は見えても、星は見えずに
大人になっていくのでしょう。
いえ、たとえ星が見えたとしても
彼らが見ているのはスマホの画面。
摂取する情報も、そこから。
良くないですよね。
テレビやラジオは情報を発信していても
それを選ぶ人は、どんどん減っているような気がします。

by Sippo☆ (2018-12-03 22:37) 

こんばんは、Sippo☆さん、
僕が一つ残念に思うのは、今の子供達が天然の満天の星空を山奥で見て
プラネタリウムみたいと声を上げる事なんです。
本来ならその逆でなければならないと思います。プラネタリウムを見て例えば
福島の奥会津で見た星空みたいとならないと、です。
テレビやラジオをもっと使うようになれば、ながらスマホはならなくなるでしょう。
「ながら」を考えれば、テレビやラジオでは大き過ぎて「ながら」にはなりません。
先週末あと少しでながらスマホの女の子を車でぶつけはぐりました。

by Yamamoto (2018-12-03 23:35)