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夏銀河・2 [星景写真]

             「遥か彼方な故郷へ」 
遥か彼方な故郷へ







広角ズーム(16-35mm)の最大焦点距離35mmで撮った銀河の中心部の星景写真です。
写真を見れば分かるかと思いますが、写ってる銀河の丸く膨らんだ部分が銀河系、天の川銀河の
中心部です。地球から銀河系の中止部までの距離は約3万光年離れています。
秒速30万kmという途轍もないスピードを有する光でさえ、天の川銀河の中心部へ行くには
そのスピードを持ってしても3万年も掛かるという事なのです。
我々人類は、遠い未来にそこへ到達出来る程の科学力を持つ事は可能なのでしょうか?
現時点で最短距離の天体月にしか行けていません。火星もあとどれくらい掛かるのでしょう。
外国のある科学者の試算では、太陽以外の恒星で地球から最短距離にある恒星、ケンタウルス座α星へ
無人の探査機を送れるのが150年~200年後のようです。その距離は4.3光年。
現在ある最高性能の探査機で、最高速度を出してケンタウルス座α星まで行くとなると1万7千年も
掛かります。150年後それが出来たとしても、銀河系中心部まではまだまだ無力でしょうか。
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