冬銀河撮影・２

　　　　　　　　　　　　　「クルゼイロ・グランジ」

クルゼイロ・グランジとは、これは自分が勝手に作った星座です。
オリオン座のα星ベテルギウスと小犬座のα星プロキオンを繋げて十字架の横棒を作ります。
そして大犬座のα星シリウスと双子座のγ星アルヘナを繋げて十字架の縦棒を作って十字架を作り上げて
それがクルゼイロ・グランジとなります。意味はポルトガル語で「大南十字星」。大きな南十字星です。
南十字星は付いても双子座のγ星アルヘナだけが明るさが２等級（２等星）で、他は０等級（１等星）
以上と明るいので、２等級のアルヘナだけが南十字星の役不足になってしまいます。
特に大犬座のシリウスは、－１.６等級と全天で一番明るい恒星なのでアルヘナは余計見劣りします。
それでも十字架の形としては、均整の取れた形の良い大きな十字架になっているのではないでしょうか。
そんな風に夜な夜な山里へ行って満天の星空を眺めては、マイ星座などを作ったりして楽しんでいます。
クルゼイロ・グランジを少し斜め加減に冬銀河が流れています。

コメント 12

子供の頃、いっぱい習ったのに
今では冬の夜空に高く上がったオリオン座くらいしかわかりません。

by そらへい (2023-11-23 15:06) 

んにちは、そらへいさん、
そうですね、今では街明かりが強すぎて昔の星空が失われています。
オリオン座より明るい星座となると、日本からでは見られない南十字星
一つとなって、あとは全部オリオン座より暗い星座となります。
それも多くの人が、星座が分からなくなってしまう原因の一つだと思います。

by Yamamoto (2023-11-23 16:00) 

こんにちは。さすが天体にも詳しいですね～＾＾。そして撮影した写真も素敵ですね～(^^♪。
by drumusuko (2023-11-24 10:38) 

こんにちは、drumusukoさん、
子供も頃から星が好きで、写真撮りの始まりは天体写真からでした。

by Yamamoto (2023-11-24 11:56) 

山本さん。
詳しいですね～～。
なんか、物語ができそうですね～。
私はオリオン座くらいしか確認できません。
by shoko (2023-11-24 19:32) 

おはようございます、shokoさん、
十字架の形が分かると思います。その形も均整が取れてるかと。
この写真で星座として完全に全体が写っているのは、オリオン座と小犬座
だけです。でも小犬座は、星座として犬の形はしてないのと同じです。
by Yamamoto (2023-11-25 06:51) 

ご無沙汰いたしております。
　　
クルゼイロ・グランジ　かっこいいですねぇ。
　　
これって大きいし、本家の南十字星よりも見つけやすそうな気がします。。
って、本家「南十字星」も「ニセ十字」実際に見た経験はないのですけどね(^_^;)
by morito (2023-11-28 20:51) 

素敵な物語りになりますね。マイ星座のお話これからも聞かせてください。
by JUNKO (2023-11-28 21:02) 

こんにちは、moritoさん、こちらこそ御無沙汰です。
双子座γ星が１等級前半くらいだったら、本当にクルゼイロ・グランジに
なるんですけれどね。チョット役不足です。
またそうだとしたら、本当に「大南十字星」となっていたでしょう。
グレート・サザンクロスより響きがカッコいいと思います(^・^)
南十字星ですが、一度日本国内で見てみたいです。

by Yamamoto (2023-11-29 13:18) 

こんにちは、JUNKOさん、
そんなには造ってないですが、カエル座なるものを造っています。
by Yamamoto (2023-11-29 13:20) 

何と素晴らしい星空写真！天が何かを語り掛けてくれますね！もう明日は師走ですか・・！１ケ月後は大晦日の夜で2024年元旦を迎えようとしているなんて、全く思えないのですが、歳を重ねるたびに時間の経過が早いことをひしひしと感じております！
by ローリングウエスト (2023-11-30 20:10) 

おはようございます、ローリングウエストさん、
三角形を作る明るい３つの星と比べると、グンと暗くなるのが分かります。
４つの星を縦横繋げた十字架の形としては、均整が取れていて十字架らしい
容をしてると思います。
今日から１２月。一年は本当に早いですね。遅く感じる方法なんてあったら？
余りにも早いので一日々を大事に過ごしたいです。
by Yamamoto (2023-12-01 08:26)