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一昨年の冬・2 [冬風景]

                     「凍水枯」
凍水枯



凍水枯

                            栃木県日光市・湯西川ダム  2019年1月下旬







今年の冬もこの風景を撮りたいです。寒さには弱くなったけれど、暖冬だと撮れなくなるかも知れません。


 
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一昨年の冬 [樹木・竹類・その他]

                     「終雪」
終雪



終雪

                               栃木県小山市外城  2018年2月上旬





去年の2月に撮った鷲神社の御神木です。去年の2月ですのでそろそろ2年が経とうとしています。
2018年の冬、2回目の雪があった日でした。その前の1月に降ったのは大雪でして、その後厳しい
寒さが続きました。
今では昔と違ってメッキリと寒さには弱くなりましたが、それでも今年の冬は冬らしい冬が一度は有って
欲しいと思います。まあ、長続きは御免かなと言ったところですかね、、(^_^.)
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大沼のコブハクチョウ [動物・鳥類・昆虫]

「水面の同胞達」
水面の同胞達



水面の同胞達

栃木県小山市羽川  2015年12月中旬




4年前に撮った大沼のコブハクチョウです。年を跨いだその一ヶ月後くらいに、飛行中高圧線に激突する
事故が起きて1羽が死んでしまいました。それから2016年12月以降は、大沼に飛来する事がなくなりました。
去年も来る事なく終わりましたが、今年辺りは来てくれれば良いなと思います。これまでに何度か同じ様な
事故を起こしてましたが、3年間飛来が無かった事は一度も無いようなのです。来ればもうそろそろです。


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裏見の滝 [ノンセクション]

「融け合う家族」
融け合う家族



                     「Lovelyな融合」
Lovelyな融合



Lovelyな融合

                             茨城県大子町・月待の滝  2019年12月上旬







先々週撮った大子にある裏見の滝、月待の滝です。湯岐温泉の温湯を満喫した後、月待の滝ではまだ
紅葉が見られると事前に町の観光協会から聞いたので行ってみると、それはもう紅葉ならぬ「茶葉」でした。
多分綺麗に紅葉せずに枝に付いたまま枯れたのだと思われます。
その情景を見てどうしようかと思っていると、滝を見に来た人達が裏見に階段を下りて行きました。

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太平山へ [紅葉]

                     「煌めく終演」
煌めく終演



煌めく終演



煌めく終演

                               栃木県栃木市平井町  2019年12月上旬






先週末の日曜日(12/8)は、栃木の太平山へ行って今年最後の紅葉撮影をして来ました。
先月の福島・奥会津と鹿沼の古峰ヶ原の紅葉の色付き、葉の状態がどうにも悪くて、それからは紅葉を
撮る気が失せてしまって撮影に足が遠のいてしまいました。
それでも写真仲間から今年は高山より里山の方が良いと多くを聞いたので、全て紅葉が終わる前にと
太平山へ足を運ばせました。
実際のところ、栃木県内でも最後を飾る太平山も終盤を迎えた感じでしたが、まだ散りも全く見られない
楓の樹が真っ先に目に留まり150コマ以上シャッターを切りました。
この日は義理のお袋も一緒に連れて行き、自身今年最初で最後の紅葉が満喫出来ました。
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湯岐温泉へ [冬風景]

「霜陽」
霜陽



霜陽

                              福島県塙町常世中野  2019年12月上旬






旧・馬頭での一晩中の撮影は、今シーズンまだ寒さに馴染んでない事もあって骨身に染みました。
そこで寒さで困憊気味の身体を癒しへと湯岐温泉へ向かいました。その途中見付けた霜風景です。
太陽の周りには比較的大きな雲が流れていて、太陽が見え隠れするので光が当たる様子を見ながら
シャッターを切りました。様子を見る分長く立っていたので、これもまた寒さとの格闘でした。
この後の湯岐温泉のお風呂は生き返った気分でした。
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オリオン座の二つの星 [天体写真]

                     「輝くオリオン」
輝くオリオン








前記事の続きでオリオン座の二つの星ついて記します。一つは冬の大三角を構成するベテルギウス。
もう一つはベテルギウスの対角線下に位置するリゲルについてです。
ベテルギウスはオリオン座のα星(その星座の中で一番明るい星)で、リゲルはオリオン座のβ星(その
星座の中で二番目に明るい星)となっています。しかし実際の明るさは、リゲルが0.13等でベテルギウスが
0.8等とリゲルの方が後者を上回っています。なのにリゲルがオリオン座の中で2番目に明るい、オリオン座
のβ星なのです。
それがどうしてかはさて置き、二つの星の実際は天文学上とてつもない位凄い恒星なのです。

まずはベテルギウス。本体の実際の大きさその直径は、最大で太陽の1000倍もあって当恒星を太陽の
位置に置いたとしたら、火星の軌道を超えて木星の軌道近くまで達するという超巨大さです。
そんなベテルギウスは、写真で見ても目で見ても赤い色をしていて「赤色超巨星」と呼ばれています。
そしてリゲル。この恒星の何が凄いのかはそれは実際の明るさでして、実に太陽の8万倍以上の光度が
あるという、とてつもないエネルギーをリゲル本体から放出して宇宙空間に輝いています。
また最近の研究報告では、太陽の28万倍に及ぶという数値も出ていて、銀河系内において肉眼で見える
最も明るい恒星の一つであるようです。
そんなリゲルは、写真で見ても目で見ても青い色をしていて「青色超巨星」と呼ばれています。

そんな二つの恒星が、我々太陽と入れ替わっていたら我々地球は人類はどうなっていたでしょうか?
若しベテルギウスだったとしたら、昼間の空全体360度はベテルギウスの表面に覆われて青空の欠片
さえも見られない空になったでしょう。そんな空だとしたら人類は、空を見上げてみて何の浪漫も抱く事は
ないのかと思います。
またはリゲルだったとしたら、太陽の8万倍の強烈な光に晒されて生命の誕生は有り得なかったでしょう。
まして一方では28万倍です。リゲルから降り注ぐ放射線の量なんて太陽の比ではないはずです。
そんな事を思うと地球は太陽で良かったとなりますね。


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冬の大三角 [天体写真]

                     「オリオンの仲間達」
オリオンの仲間達

                             栃木県那珂川町大山田下郷  2019年12月上旬







一昨日の土曜の夜は、旧・馬頭(現・那珂川町)の山間部へ天体撮影に行って来ました。
掲載した写真がその一コマです。何がどう写っているか説明したいと思います。

まずは画面中央右寄りにオリオン座の全景が写っています。オリオン座の左肩に当たる赤い星が
有名な一等星ベテルギウスです。
画面中央部から左寄りに掛けて、ベテルギウスと同じくらいに明るく写ってる三つの星を結ぶと
正三角形になるかと思いますが、それが今記事のタイトルにした「冬の大三角」なのです。
それぞれの星の名前は右からベテルギウス、その斜め下に大犬座のシリウス、シリウスから左斜め上に
小犬座のプロキオン。ベテルギウス、シリウス、プロキオンで冬の大三角です。

シリウスは全天で一番明るい恒星として大変有名です。プロキオンは、一般的にはそれ程有名な星では
ありませんが、その言葉の意味は「犬の先駆者」という意味があります。何故先駆者なのかは全天で
一番明るい恒星のシリウスより必ず先に地平線から天に昇るからなのです。
ベテルギウスは、最近の天文学会ではいつ超新星爆発を起こしてもおかしくないという研究発表があります。
仮にたった今超新星爆発を起こしたとしたら、我々人類がベテルギウスのそれを見られるのは今から
600年先の事となります。または仮に一週間から一ヶ月先に見られるとしたら、それは600年前の
ベテルギウスのその姿を見る事となります。

最後に冬の大三角の脇内は、星が密集した感じに写っていますがそれは冬の天の川です。
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